赤い羽根共同募金とは?
赤い羽根共同募金って?
始まりは、「国民たすけあい運動」
共同募金運動は、昭和22年、第2次世界大戦直後の荒廃した社会の中で、不足していた民間の社会福祉事業の財源確保を図るため始まりました。
その後、昭和26年に「社会福祉事業法(現:社会福祉法)」が制定され、その中で共同募金が法的に位置づけられました。
都道府県を単位に実施
共同募金運動は、都道府県を単位として行われています。各都道府県で集められた募金は、都道府県ごとに配分委員会の審査を経て、都道府県内の福祉施設・団体の活動に役立てられます。
“目標額”を定める募金
共同募金は、あらかじめ募金計画(目標額)を定めることになっています。募金が集まってから使いみちを決めるのではなく、地域の民間福祉ニーズを受け付けてから行う“計画募金”だからです。
目標額は、①県単位(例:特別養護老人ホームの施設整備費や全県単位で活動する団体への寄付)と、②市町村単位(例:社会福祉協議会や小地域の福祉活動団体への寄付)の二種類が出されます。
じぶんの町を良くするしくみ
自分のまちで集められた募金は、自分のまちを良くするために使われます。さまざまな方法で募金活動に参加することができます。
●戸別募金
区長さんや町内会長さんが、各家庭を訪問して寄付をお願いする方法。
●街頭募金
街頭や人が集まる場所で寄付を呼びかける方法。
●法人募金
企業を訪問して寄付をお願いする方法。
●職域募金
職場で寄付をお願いする方法。
●学校募金
学校において児童・生徒に寄付をお願いする方法。
●イベント募金
イベント会場等で寄付を呼びかける方法。
その他、募金箱募金や新しい募金(寄付金ボタン付き自動販売機、募金百貨店プロジェクト等)で、多くの皆さまよりご協力いただいております。
歳末たすけあい募金とは?
歳末たすけあい募金は、12月1日~31日までの1か月間実施されます。新たな年を迎える時期に、支援を必要とする人たちが地域で安心して暮らすことができるよう、住民の参加や理解を得てさまざまな福祉活動を展開します。